発電所に特化した遠隔監視には、
などのジャンルがあります。
2017年4月に施行された改正FIT法による事業計画策定ガイドラインにも、保守点検において遠隔監視が推奨されています。
昨今急速に普及してきているIoT製品を有効に組み合わせ、PCだけでなく、スマートフォン、タブレット端末に入れたアプリから利用できる便利さが実感できます。
さらなる発展形として、カメラ、センサー、ネット制御電源スイッチを利用した防犯・撃退対策(サーチライト・回転灯点灯、警告アナウンス)等も実現可能になってきています。
これらは高額な業務用機器ではなく、市販品をDIYで低コストで設置できるというのが最大の特長です。
弊社は、自社発電所での実証経験、発電所仲間、NPOの市民共同発電所への導入支援を通して、みなさまの太陽光発電所の多様な遠隔監視をお手伝いできるようになりました。
* スマートメーターには計量データを保持し、通信する機能があります。通信にはA、B、Cの3ルートがあり、このうちのBルートが契約ユーザーが利用できるものです。所定の申込をおこない、セキュリティのためのIDとパスワードを取得し利用可能となります。
スマートメーターのBルートを利用した売電量リアルタイム監視
<ご注意:IIJスマートメーターBルート活用サービスの新規受付は終了いたしました>
今、猛スピードで全国の電力メーターがスマートメーターに置き換わりつつあります。
住宅・事務所だけでなく、太陽光発電所でも同様です。
設置されたスマートメーターの通信機能を利用して、瞬時(売電)電力(W)、30分(売電)電力量を刻々と読取り、インターネットで手軽に監視できるサービスが、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ社)により開発されました。
弊社は、IIJ社の正規代理店として、同社サービス「IIJスマートメーターBルート活用サービス 発電事業者パック(以下、発電事業者パック)」を取り扱っております。
弊社で取り扱う「発電事業者パック」の構成は以下のとおりです。
Bルートアダプタ SA-M0は、発電所のスマートメーターから検針データを取得し、インターネットを通じPMSサービスへデータを送信する機能を担います。
PMSサービスは、PCやスマートフォンの標準的なWebブラウザを使い、SA-M0を制御する設定、売電状況のデータ閲覧、ダウンロードができるものです。発電事業者ごとにアカウントが発行され、ログインして利用します。
複数の発電所のSA-M0が登録でき、それぞれ30分毎の時間帯別、日次、月次の売電量の棒グラフや、売電力のピーク値などが当日分だけでなく、過去データ分についても表示でき、確認できます。それぞれ、CSV形式のデータダウンロードもできます。
この発電事業者パックは、パワーコンディショナ毎、ストリング毎の発電状況は確認できませんが、電力会社への売電を計量しているスマートメーターのデータを直接知ることができる画期的なものです。売電側の電力計量だけでなく、買電(電力消費)側のデータももちろん表示されます。
発電所管理のための、コントロールルームのダッシュボード(計器盤)的な役割を果たしてくれる優れたサービスです。
もう電力会社からの「購入料金のお知らせ」(検針票)を待つ必要はありません。また、毎月1日から月末までカレンダーどおりに管理できるようになります。
対応ゲートウェイ | SA-M0 (スマートメーターから半径30m以内の設置を推奨) |
データ取得間隔 |
|
表示・機能 |
|
データ保存期間 | 無期限 |
オプション |
|
提供条件等 |
下記のサービス契約約款が準用されます。
【IIJインターネットサービス契約約款】 |
IIJスマートメーターBルート活用サービス 発電事業者パックを利用した当社発電所の発電管理状況はこちらをご覧ください。
<ご注意:IIJスマートメーターBルート活用サービスの新規受付は終了いたしました>