11月10日(日)に東京・明治記念館にて開催された、公益財団法人こども教育支援財団主催 環境教育シンポジウムにおいて、「地球沸騰化の時代と私たちの行動」というタイトルで講演を行いました。
シンポジウムに先だっては、子ども作文コンクール表彰式と環境教育ポスターコンクール表彰式が行われ、全国の小中高校生の受賞者、保護者、関係者、来賓など約150名ほどが参集する晴れやかの場でした。内閣総理大臣賞や文部科学大臣賞、環境大臣賞など受賞作品はどれも驚くほどレベルが高く、感性と表現力がずば抜けた子供たちが全国から集まっていました。
講演中、こうしたハイレベルの子どもたちから向けられた真剣なまなざしがとても印象に残りました。
参加者には小学生も含まれるという事前情報で、難しそうなグラフ類は使用せず、写真、イラスト、動画などイメージ中心にスライドを組み立てました。
講演の概要は、参考までにキースライドのダイジェスト画像を下に貼り付けました。
「私たちの行動」のパートでは、一般社団法人FUKKO DESIGNが有志の専門家とまとめた「気候変動アクションガイド」と国立環境研究所が提示している「脱炭素型ライフスタイルの選択肢」の57項目、「じぶんごとプラネット」を中心に紹介しました。実践的な内容なので、講演後にぜひ詳細情報にアクセスして欲しいと思い、お持ち帰り資料としてA4用紙1枚を配布してもらうという方法を採りました。受賞者の子供たちが、帰宅後に保護者と学びを深め、保護者も子どもたちの未来の環境がつらいものにならないよう、できる行動で効果の高いものから選択して広げていってほしいと願います。